PAGE TOP

研修会報告「令和4年度北海道委託事業 食・口腔機能改善専門職等養成研修会」

北海道歯科衛生士会で令和5年1月5日から令和5年3月14日までに、オンデマンド配信を含む4回の「令和4年度北海道委託事業 食・口腔機能改善専門職等養成研修会」を開催しましたので、ご報告いたします。
講師をしていただいた先生方、事例発表していただいた方、ご協力をいただいた先生方など沢山の方々に感謝の気持ちを込めてお礼申し上げます。

 

1⃣「北海道における地域包括ケアシステム及び地域ケア会議についての基礎的知識」
講  師:北海道保健福祉部健康安全局地域保健健康づくり係 兼 高齢者支援局高齢者保健福祉課地域支援係 主任技師 永井伯弥先生
令和5年1月5日~令和5年3月14日  オンデマンド配信
112名の歯科衛生士や多職種の皆さまに受講していただきました。「したいこと」「今できていること」を続けられるように支援することが大切と教えていただき、ケア会議で多職種と情報共有することが重要だと思いました。

2⃣「地域ケア会議で専門的助言を的確に行える歯科衛生士になるために」(講義+グループワーク)
講   師:北海道歯科衛生士会 会長 武藤智美先生
事例発表者:札幌支部 森成子さん  オホーツク支部 宮崎尚子さん  室蘭支部 北見由季さん
令和5年2月5日  ハイブリッド研修会
北海道以外の方にも多く参加していただき、多職種の皆さまが参加していただいたことで、様々な目線からの助言のヒントがありました。


3⃣「地域活動における作業療法士の実際と歯科衛生士への期待」

講  師:目白大学保健医療学部作業療法科 准教授 佐藤彰紘先生
令和5年2月19日  ハイブリッド研修会
姿勢を整えることは大切です。頭、肩、骨盤の位置など、どこがどのように崩れているのかを把握できるポイントもレクチャーしていただき、ご自分で対象者にあった食具を作られ沢山の物を拝見することができました。歯ブラシなどの清掃グッズも手を使う物なので、とても参考になるものでした。

4⃣「フレイルへの正しい理解と歯科衛生士が取り組むオーラルフレイルについて」
講  師:東京大学高齢社会総合研究機構 機構長・教授 未来ビジョン研究センター教授 飯島勝矢先生
令和5年3月11日  ハイブリッド研修会
オーラルフレイルを理解するにはフレイルを学ぼうと今回の研修会が考えられ、フレイルを学ぶことはもちろん、フレイル予防の3本柱「栄養」「運動」「社会参加」を意識しながら生活する地域活動についても知ることができました。