開催日:令和元年9月15日
行事名:3支部合同研修会「摂食嚥下機能リハビリテーションの最新の知見と実際2 ~エビデンスとナラティブ~
会 場:帯広歯科医師会館 2階講堂
人 数:66名
活動報告
9月15日に帯広歯科医師会館にて釧路支部、オホーツク支部、十勝支部の3支部合同研修会が開かれました。
釧路支部からは5名の会員が参加しました。会場に着くとたくさんの受講者が会場入りしており、会員は3支部合わせて30名、会員外3名、歯科医師7名、管理栄養士18名、言語聴覚士3名、看護師2名、作業療法士1名、歯科助手18名、歯科事務1名と多職種の方も含めると66名の参加がありました。講師は昨年釧路の3支部合同研修でも講演していただいた愛知県学院大学の牧野日和先生で、東京での講演の合い間を縫って帯広にいらしてくださり、なんと滞在時間10時間という中での講演でした。
エビデンスとは科学的にみること、医療側からの見解はどうか、ナラティブとは語ること、患者さん側からの意見、要望はどうなのか。この両方を考えなくてはいけないことを学びました。
「ウトウトしたら誤嚥しやすい」→起こす時は「誤嚥するよ~!」と言って起こそう!!(笑)「口だけではなく、喉がどうなっているか考える」「食道は喉仏開かずして、動かず」などの笑いを交えた格言もありました。前半2時間は解剖生理の話が多く、回転の悪くなった脳をフル活動して(苦笑)話を聞いていました。また後半1時間はナラティブサイドの話でした。人生最後の食支援「お食い締め」の話やACP(人生会議)についてもお話ししてくださいました。
講演終了後には会場にて懇親会が催され、たくさんの人が会場に残り、自分の担当患者について相談したり、牧野先生による仰臥位で安全に飲水するポジショニングのデモを拝見でき、気が付くと2時間経っていました。まだまだ先生のお話を聞いていたかったのですが、私は釧路に帰る都合上、懇親会の途中で席を立ちましたが講演3時間+懇親会2時間という非常に中身の濃い研修会でした。
来年は北見で3支部合同研修が開かれる予定です。次回もまた、多くの方々にご参加いただきたいと思います。